2006/11/10(金)[es] GSFinder+をテンキーだけで利用する

W-ZERO3[es]のテンキーを活用するのGSFinder+における具体的な実装例。

W-ZERO3 Utility Plusの設定

[album:w03/soft:wu_gsf1.jpg] [album:w03/soft:wu_gsf2.jpg]

同時押し割り当てキーキーバインド機能
縦画面左ソフトキーアプリ起動
"ChgInputMode.exe" -1
入力モードを半角数字に
縦画面右ソフトキーAlt+Ctrlタップ&ホールドメニュー
単独キー1Tabフォーカス移動
単独キー2Escキャンセル
単独キー3BackSpace一つ上の階層へ
単独キー4Ctrl複数選択時のトリガ
単独キー5Shift複数選択時のトリガ
単独キー6Del削除
単独キー7Ctrl+Z元に戻す
単独キー8Ctrl+X切り取り
単独キー9Ctrl+Cコピー
単独キー0Ctrl+V貼り付け
長押し:単独キー0~90~9キーボード使用時に0~9を入力する為に必要

上記のように設定することで、テンキーだけで(スタイラスでの操作も必要なく)GSFinder+を操作することができます。
尚、削除や切り取りなどの危険な操作もワンタッチで行うことができてしまうので運用には十分注意して下さい。

2006/11/10(金)W-ZERO3[es]のテンキーを活用する

W-ZERO3[es]のテンキーは、半角数字入力時(_1)には仮想キーコード(0~9, #, *)を発生させます。
このため、W-ZERO3 Utility Plusを活用することで多くのソフトがスタイラスやキーボードを使用せずに、テンキーだけでの操作が可能となります。

あると便利なツール

文字キーで入力モードを選択することができますが、なかなか面倒です。
このため、起動すると指定した入力モードに切り替えてくれるソフト「ChgInputMode」を利用することで簡単に半角数字モードへ切り替えることが可能となります。

このChgInputModeの起動もW-ZERO3 Utility Plusで行うことができますので必要に応じて割り当てるといいでしょう。

一般的なキーバインドに関するTips

  • 左ソフトキーはF1、右ソフトキーはF2を発生させる
  • タップ&ホールド(右クリックメニュー): Alt+Ctrl
  • 元に戻す: Ctrl+Z
  • 切り取り: Ctrl+X
  • コピー: Ctrl+C
  • 貼り付け: Ctrl+V
  • 削除: Del
  • 戻る、1つ上の階層へ: BS
  • フォーカス移動: Tab
  • テンキー#にW-ZERO3 Utility Plusで機能を割り当てるには「同時押し:Shift+3」

戯言

以下、確証はもてませんが。

  • 入力モードが半角英数(_A)の時には「テンキー2」を一度押しで「A」、二度押しで「B」、三度押しで「C」を発生させている気がする
  • 入力モードによってカーソル中央のボタンは発生させる仮想キーコードが異なり、半角英数の場合「アクションボタン」でかな/カナ入力時には「#E5」を発生させている?
  • 「OK」ボタンの仮想キーコードは「Win+F6」
  • クリアボタンの仮想キーコードは「#08」
  • 音量Upボタンの仮想キーコードは「#21」
  • 音量Downボタンの仮想キーコードは「#22」
  • 画面回転ボタンの仮想キーコードは「App4 (A4)」

具体的な実装例

2006/06/21(水)ももらぼっ!さんのツールを試してみる

ももらぼっ!さんで公開されているツールを試してみます。

kickmail 1.30

概要

Outlook Mobileのメールはソフトを立ち上げても「受信トレイ」にフォーカスされており、
本来表示させたい「受信トレイ - 受信済みアイテム」を表示させるのに一手間かかります。
kickmailはこの煩わしさを解消してくれるソフトで、このソフトをパラメータ付きで立ち上げることで
「受信済みアイテム」にフォーカスされた状態でOutlook Mobileを開くことが出来ます。

っていうか、これぐらいデフォルトで設定できるようにしろー>M$

単体で使用するよりもSendNow, SendRと組み合わせて使用するソフトだと思います。

SendNow 1.11

概要

W-ZERO3ではメールを作成して「送信」ボタンを押しても、「送信トレイ」に入れられるだけであって、
実際に送信されたわけではありません。これは、一般的なメールソフトのデフォルトの動作であるといえますが、
W-ZERO3の場合はあくまでカテゴリは「携帯/PHS」ですので、すぐに送信して欲しいものです。
#と、いうかこのステキ仕様のおかげで何度送ったと思ったメールが「送信箱」の中に入っていたか…

SendNowはこういった煩わしさを解消してくれるソフトで、作成したメールをすぐに「送信」してくれます。

っていうか、これぐらい(ty

設定

ももらぼっ!さんで紹介されている通りなのですが
  1. W-ZERO3 UtilityPlusで\Windows\tmail.exeを対象としたプリセットを作成
  2. ボタン操作 - ソフトキー1にアプリ割り当て「SendNow /touchleft」
これだけです。
これで携帯電話的な操作感になりウッハウハですw

Tips未満

SendNow.iniを編集してさらに便利にします
私のSendNow.iniの内容は下記のようになっています
[exec]
before=
after=SendR.exe
send=kickmail.exe
このSendNow.iniでは
何らかの理由で送信箱内のメールがすべて送信できなかった場合に、再度送受信を行います。
SendRは次のセクションで。
送信箱の中のメールが全て送信できたら受信済みアイテムに戻ります(デフォルトだと受信箱なので)

SendR

概要

メールの送受信を行うソフトです。通常の携帯だと「センター問い合わせ」にあたる機能です。
kickmailやSendNowと組み合わせることで非常に便利になります。

SendR.ini 設定メモ

[setting]
account=

[exec]
before=kickmail.exe
after=kickmail.exe
noread=kickmailm.exe
この設定では送受信後に未読メールがあればそれを開く、なければ受信済みアイテムを開くとなっています。
なお、コマンドラインパラメータは指定できないようなのでkickmail.exeを
コピー&リネームし/noread オプション付加と同等となるkickmailm.exeを用意しています。

私はメールボタンにこのSendRを割り付け、送受信と未読メール閲覧をスムーズにできるようにしています。

2006/06/19(月)Opera Mobile キーバインド変更 (1)

Opera Mobileを使いやすくする為にキーバインドの変更を行いました。
弄るのはinput.iniで\Application Data\Opera\にあります。

input.ini設定メモ

Browser Widget

後の[WinCE Application]でデフォルトの設定「4」,「6」,「3」が競合する為行頭に";"を付けてコメントアウトしておく
;# 左手用
A		= Navigate left*1
S		= Navigate down
D		= Navigate right
E		= Navigate up
R		= Go to start*2
T		= Page up*3
V		= Page down
E		= Focus previous widget*4
;# 右手用
I		= Page up
P		= Page down
J		= Scroll left*5
K		= Scroll down
L		= Scroll right
O		= Scroll up
M		= Go to start

WinCE Application

Z		= Enter fullscreen | Leave fullscreen*6
X		= Leave fullscreen | Enter fullscreen*7
C		= Enable mediumscreen mode | Disable mediumscreen mode*8
C		= Disable mediumscreen mode | Enable mediumscreen mode
W		= Back*9
Q		= Close page, 1*10
2		= Cycle to previous window*11
3		= Cycle to next window*12
4		= Show window list*13
Backspace	= Back
これで片手持ちでOperaが使いやすくなります。
「進む(Forward)」, 「リロード」は無いようです。

*1 : 左のリンク/ダイアログにフォーカスを移す

*2 : ページのトップに戻る

*3 : ページ単位のスクロール

*4 : 前のウィジットへ(Tabの逆順)

*5 : 左方向へスクロール

*6 : フルスクリーンモードへ

*7 : フルスクリーンモードから戻る

*8 : スクリーンに適合/解除

*9 : 戻る

*10 : アクティブなタブを閉じる

*11 : 次(右)のタブにフォーカスを移す

*12 : 前(左)のタブにフォーカスを移す

*13 : タブリストの表示

参考にしたもの

2006/06/15(木)外部バッテリ

W-ZERO3のUSBポートとACプラグ

W-ZERO3のUSBポートに電源の入ったPCなどが接続されている場合、W-ZERO3に給電されます。
一方、ACアダプタのプラグにACアダプタなどが接続されている場合、当然のことながらW-ZERO3充電されます。

ここで接続先の違いについては、下記のような不等式で表現できます。
ACアダプタプラグ接続で給電される電力>W-ZERO3で消費する電力>USBポート接続で給電される電力

ポイントはUSBポート接続だとW-ZERO3で消費する電力を下回る量しか給電されないということです。

外部バッテリのしくみ

[album:w03:ex_bat.jpg]単3電池×4を直列に接続し、USB TYPE-A(メス)ポートを持つ電池ボックスを用意します。
使用する単3電池はニッケル水素電池を利用することで1.2V * 4 = 4.8Vの出力が得られるようになります。

また、私が使用しているニッケル水素電池は2000mAhの容量を持っていますので4.8V 2000mAhの外部バッテリとなります。
W-ZERO3の内蔵充電池の容量が3.7V 1500mAhですので約1.7倍の容量を持つバッテリということです。
このため、内蔵充電池と併用して使用することで、利用時間が2.7倍になります。

補足説明

USBポートの出力は5.0Vですが、実際には5.0Vを少し下回る値が出力されるようです。
このため、4.8Vの出力というのは許容誤差の範囲と考えられ、これが原因でW-ZERO3を壊すことにはならないと考えられます。
ただし、この方法を試す場合はくれぐれも自己責任でお願いします。

注意

アルカリ電池などを使用した場合はUSBの規格を超える6.0Vが、
特にオキシライド電池を使用した場合は1.7V * 4 = 6.8Vという高圧電流が流れることになります。
このような高圧電流を流した場合、W-ZERO3が故障する可能性が高くなると考えられますので気を付けて下さい。

外部バッテリの使用方法

前述したUSB接続の場合給電されるという特性を生かして、W-ZERO3を長時間使用する予定がある場合
(ミュージックプレイヤーとしてW-ZERO3を利用し、遠出するなど)、W-ZERO3のUSBポートに外部バッテリを接続しておきましょう。

とはいっても、W-ZERO3の消費電力>USBポートでの給電電力ですので、少しずつ内蔵バッテリも消費します。
W-ZERO3が利用できなくなった場合は、USB TYPE-A <-> ACプラグケーブルで接続し、充電すればいいのです。
こうすることで、内蔵バッテリには充電されないため、内蔵バッテリに負担を掛けることなく長時間の利用が可能となります。
USBケーブルには巻き取り式のものや、PSP用のものがお勧めです。特にPSP用の場合、充電も可能となります。
[album:w03:usb_b.jpg] [album:w03:pspusb.jpg]

今回紹介したアイテムは自分で作るだけでなく、amazonでも購入できます。
#asin: is not allow #asin: is not allow #asin: is not allow #asin: is not allow

で、どのくらい持つの?

miniSDに置いたAAC 192kbps VBRを画面消灯で5時間ほど再生し続けましたが、バッテリ残量は残り75%となっています。

USB Select併用時の補足

USB Selectを使用してW-ZERO3のUSBクライアントをマスストレージにしている場合、
USBポートで給電するとminiSDが本体から見えなくなります。
このため、外部バッテリで給電する場合はActiveSyncクライアントもしくはシリアルにすることをお勧めします。