NEC MEDIAS (N-04C) 2.3.3/A1022001 root奪取手順

2011/05/07(土)HTC Desire HD (SoftBank 001HT)買った

この記事を読む前に言っておくッ!
おれは今SBMの恐ろしさをほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりは全く理解を超えていたのだが…
あ…ありのまま そのとき 起こったことを話すぜ!
『おれはウィルコムプラザでX PLATEを契約したと
思ったらいつのまにかDesire HDも契約していた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
割賦販売だとか月々割引だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ

というわけで、買ってしまいました

dhd01.jpg


というわけで、はじめてのSBM端末です。
WX130Sと重ねてみると、その小ささが際立ちます。

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[GALAXY Tab] Windowsファイル共有をマウントする(Mount Manager)

2011/02/10PDA::Android

GALAXY Tabからcifsファイルサーバー*1で公開されているディレクトリをGALAXY Tabにマウントできるようにします。
これにより、cifsファイルサーバーで公開されている各種ファイルをGALAXY Tabへコピーすることなく、直接扱えるようになります。具体的には、ファイルサーバー上にある動画ファイルを直接再生したりできるようになります。

注: root奪取が必須です。適用は自己責任でお願いします。

*1 : Windowsファイル共有

環境

  • SUMSUNG GALAXY Tab (SC-01C) root奪取環境
  • cifsサーバー
    • Debian 4.0/i386
      • samba 3.0.24-6etch10
    • Debian 5.0/x86_64
      • samba 3.2.5-4lenny13
  • cifsクライアントソフトウェア
    • Mount Manger 1.0.25

準備

カーネルモジュールをGALAXY Tabへ転送する

  1. xda-developersにて公開されているcifsを扱うカーネルモジュールをダウンロードします。
  2. cifs_gtab.zipに含まれるcifs.ko, slow-work.koをGALAXY Tabの任意のディレクトリにコピーします。
    • 例: /sdcard/data/hack/cifs_gtab/以下にコピー
      (以降、/sdcard/data/hack/cifs_gtab/以下に格納されているものとして説明しますので、該当部分は自身の環境に読み替えてください)

Mount Managerを導入する

Androidマーケットより"Mount Manager"をインストールし、以下の要領でMount Managerを設定します。

Mount Managerの設定

1. ロードするカーネルモジュールを設定する

Mount Managerを起動し、上部アイコンの右から2番目の箱型のアイコン(Modulesアイコン)をタップします。

sc-01c_MountManager00.png

Module設定画面になるので、"Add Module"をタップします。

sc-01c_MountManager02a.png

slow-work.ko, cifs.koに対して以下のように設定します。

  • slow-work.ko
    • Module Path: /sdcard/data/hack/cifs_gtab/slow-work.ko
    • Load Order: 0
    • Load Module: Yes
  • cifs.ko
    • Module Path: /sdcard/data/hack/cifs_gtab/cifs.ko
    • Load Order: 0
    • Load Module: Yes
sc-01c_MountManager03.png

sc-01c_MountManager02b.png

2. カーネルモジュールのロードするタイミングを設定する

初期画面に戻り、上部アイコンの右から3番目の歯車のアイコン(Preferencesアイコン)をタップします。
Preferences設定画面になるので、[Modules]の項目を設定しモジュールがロードされるようにします。好みに合わせて設定してください。私は[Load Modules]をオンにしています。

sc-01c_MountManager04a.png

  • [Force Loading of Modules]をタップする: 設定したモジュールをロードします
  • [Load Modules]をオンにする: 以降、アプリケーションの起動時に設定したモジュールをロードします
  • [Load on Boot]をオンにする: 以降、デバイスの起動時に設定したモジュールをロードします

設定した後、[Force Loading of Modules]をタップするなどし、モジュールをロードします。[Loaded Module]にて以下のようにcifsとslow_workがロード(表示)されていれば、cifsマウントに必要なモジュールが組み込まれています。

sc-01c_MountManager04b.png

3. マウントの設定

初期画面に戻り、上部アイコンの左から2番目のドライブに+が付いているアイコン(Add Mountアイコン)をタップします。
Add Mountの設定画面になるので、以下のように設定します。

  • Share Path: [//IPアドレス/共有名]もしくは[//コンピュータ名/共有名]で設定します
  • Mount Point: GALAXY Tab上のどのディレクトリにマウントするかを設定します。/sdcard以下のディレクトリをマウントポイントとして設定することで、"マイファイル"アプリケーションから操作することができます。
  • Mount Type: Windowsファイルサーバーであればcifsとなります。
  • Auto Mount: 自動的にマウントされるようになります(Preferencesにて、自動マウントする設定が必要です)
  • Options: マウントオプションを設定します。後述。

マウントオプションは環境に合わせて設定する必要がありますが、通常の環境であれば以下が必要となります。

  • Username: cifsサーバー側で資格情報を取得するユーザー名
  • Password: Usernameにて指定したユーザーに対応するパスワード

その他、マルチバイト文字を正しく扱えるようにするために以下を追加します。

  • codepage: cp932
  • iocharset: utf8

cifsサーバーがCIFS Unix Extensionをサポートしている場合(sambaサーバーなど)、パーミッションがxx0などのファイルがGALAXY Tab上で表示されません。この場合、nopermオプションを設定します。設定はNameを空にし、Valueにnopermを設定します。

sc-01c_MountManager05.png

その他のマウントオプションはmount.cifsのオンラインマニュアルを参考にしてください。

4. マウントする

自動マウントしない設定の場合、初期画面でマウントの設定をタップすることでマウントされます。
以下のように容量が表示されれば成功です。

sc-01c_MountManager06.png

以上で、cifsファイルサーバーのファイルを操作できるようになります。

[GALAXY Tab] root奪取・adhoc接続有効化・シャッター無音化

2011/02/10PDA::Android

GALAXY Tabではデフォルトではadhocでの接続ができません。
これではHYBRID W-ZERO3のWiFiSnapへ接続することができないことになります。
と、いうことでroot奪取してこの制限を外すことにしました。

GALAXY Tab root奪取

Androidマーケットから"z4root"というアプリケーションが配布されており、それを用いることでroot奪取が簡単にできたようですが、11/02/10現在、Androidマーケットから"z4root"を導入することができませんでした。
このため、xda-developersで配布されているz4root.1.3.0.apkをインストールすることにします。

USBもしくはmicroSD経由でz4root.1.3.0.apkをGALAXY Tabに送り込み、"マイファイル"アプリケーションからz4root.1.3.0.apkをタップすることでインストールできます。

インストールしたらz4rootを起動し、"Permanent Root"をタップするだけでroot奪取は完了です。

sc-01c_z4root01.png

Windows環境設定

Linux環境上にGALAXY Tabへ接続する環境を構築してもよかったのですが、面倒だったので今回はWindows XP Pro SP3上で接続する環境をつくることにします。

まずは以下のアプリケーションをWindows環境上にインストールします。

インストールが完了したら、GALAXY TabでUSBデバッグモードで接続します。
USBデバッグモードは"設定"->"アプリケーション"->"開発"->"USBデバッグ"をオンにすることで設定が可能です。

adb shellでの接続方法

コマンドプロンプトにてAndroid SDKのplatform-toolsフォルダをカレントディレクトリとして解説します。

adb shellへの接続

> adb shell
$ ←のような表記になればadb shellへの接続が確立しています

rootになる

$ su
#

adb shellからsuを実行するとGALAXY Tab側でsuへのアクセス許可を求めている旨が表示されるので許可します。

adb shellの終了

# exit
$ exit
>

コマンドプロンプトの表示が">"になればadb shellから抜けている状態になります。

GALAXY Tab adhocでの接続有効化

xda-developtersからadhoc対応のwpa_supplicantファイルをダウンロードし、GALAXY Tabへ転送しておきます。
ここでは/sdcard/data/hack/wpa_supplicantに配置したとします。

続けてadb shell上でのファイルの差し替え操作を実行します。

> adb shell
$ su
オリジナルファイルのバックアップ
# busybox cp /system/system/bin/wpa_supplicant /sdcard/data/hack/wpa_supplicatnt.org
/systemをrw可能で再マウント
# busybox mount -o remount,rw /system
ファイルを差し替える
# busybox cp /sdcard/data/hack/wpa_supplicant /system/bin/wpa_supplicant
再起動
# reboot

これで再起動が完了すればadhocのSSIDが表示されるようになります。

sc-01c_adhoc.png

シャッター音無音化

/system/build.propのパラメータを変更することでシャッター音を無音化できるようです。ついでですのでやってみました。

> adb pull /system/build.prop

adb.exeが格納されているフォルダにbuild.propが格納されているので、改行コードがLFで編集可能なエディタ*1で編集します。

37行目の

ro.camera.sound.forced=1

を以下のように変更

ro.camera.sound.forced=0

この編集済みのファイルを/sdcard/data/hack/build.propに保存し、差し替えます。

> adb shell
$ su
オリジナルファイルのバックアップ
# busybox cp /system/build.prop /sdcard/data/hack/build.prop.org
/systemをrw可能で再マウント
# busybox mount -o remount,rw /system
ファイルを差し替える
# busybox cp /sdcard/data/hack/build.prop /system/build.prop
再起動
# reboot

再起動後、シャッター音が消えていれば成功らしいです。……というか、無音化する前にカメラ機能を使ったことがなかったのでどう変わったのかがわからない(汗

*1 : 私はサクラエディタを利用しました

参考