2008/03/28(金)RAID計画

  • メインマシンはSCSI HDDによるRAID-5*1で運用しています
  • サブマシンはSCSI HDDによるRAID-1*2で運用予定です*3*4
  • テスト用マシンはSCSI HDDによるRAID-1*5で運用しています
  • 各マシンにはOS、ソフトインストール用の領域、10GB程度の作業用領域しか用意しておらず、それ以外のデータは全てサーバに置くという運用をしています*6
  • 我が家の中核を担うサーバは……RAIDも組まれていなければ高耐久なSCSI HDDでもなく、容量だけのメリットしかないIDEなHDDだったりします*7(汗

このあたりを何とかしたいなぁ。と思いつつ、以下の理由からなかなかRAID化ができていません。

  • IDE I/Fで信頼性の高いH/W RAIDカードがあまりない
  • RAID-5を構築するにも現在手元にあるHDDの容量が不揃い

この問題を何とかする方法として、LinuxのソフトウェアRAIDはそれなりに信頼性が高いらしい。
また、パーティション毎にRAIDを組むので余った容量でさらにRAIDを組める。決まった(笑

*1 : U160 18.2GB × 3

*2 : U320 36.4GB × 2

*3 : 現状36.4GBのHDD×1

*4 : H/W RAIDカード+U320なSCSI 36.4GB HDDの調達予定

*5 : U160 18.2 × 2

*6 : 40GBのHDDを乗っけたノートPCがクライアントPCの中では一番容量が豊富だったりします(苦笑

*7 : MTBF:平均故障間隔でSCSI/SAS HDDはIDE/SATA HDDの倍~3倍程度優れている

現在の構成

  • 120GB HDD × 2
  • 160GB HDD × 1
  • 250GB HDD × 2
  • 300GB HDD × 2

ソフトウェアRAID構築計画

プラン1

利用可能領域: 約1.1TB

HDD#RAID-5(750GB)RAID-5(240GB)RAID-1(50GB)RAID-0(40GB+)
HDD#1(300GB)250GBN/A50GB余り
HDD#2(300GB)250GBN/A50GB余り
HDD#3(250GB)250GBN/AN/A余り
HDD#4(250GB)250GBN/AN/A余り
HDD#5(160GB)N/A120GBN/A40GB
HDD#6(120GB)N/A120GBN/A余り
HDD#7(120GB)N/A120GBN/A余り

プラン2

利用可能領域: 約1.2TB

HDD#RAID-5(720GB)RAID-5(390GB)RAID-1(50GB)RAID-0(40GB+)
HDD#1(300GB)120GB130GB50GB余り
HDD#2(300GB)120GB130GB50GB余り
HDD#3(250GB)120GB130GBN/A余り
HDD#4(250GB)120GB130GBN/A余り
HDD#5(160GB)120GBN/AN/A40GB
HDD#6(120GB)120GBN/AN/A余り
HDD#7(120GB)120GBN/AN/A余り

構築後の運用メモとか戯言

  • プラン2の方が容量も大きくて読出しパフォーマンスも良さそうだけど、書込みパフォーマンスの低下が心配。*8
  • 120GBのHDDは順次外していきたいしプラン1が有力かなぁ
  • /boot用にCF*9を用意してそこからブートする
  • RAID-1の領域にOSをインストール
  • RAID-0の領域は作業用領域として利用

*8 : パリティ計算がボルトネックになる。RAIDを構築する場合は通常7台以下で行うのもこのためらしい

*9 : 64MBくらい?

問題は

現在ファイルサーバのストレージとして利用している約1.5TBのデータをどこに退避すればいいんだ(汗
いや、それよりもサーバ再構築しなくちゃいけなくなる。そんな時間一体どこから捻出すればいいんだ*10(劇汗

*10 : 忙しいらしい