2007/02/24(土)Windows Update by IE5 on Win2k

PC::Tips

Win2kでWindows Updateを行う際に、IE6へのアップグレードを推奨されます。
が、不安定かつセキュリティが脆弱なIEに見切りを付け、Firefoxなり、Operaなりに移行した人間にとってはIE6などは、無用の長物であるためWindows Updateの為だけにIE6へアップグレードを行うのは非常に気が引けます。
また、IE5からIE6にアップグレードすることにより、起動直後のメモリ使用量が約12MB程度増加する為、物理メモリを増やしにくいノートPCで運用している場合にはIE6にアップグレードしない方がかなり幸せになれると思います。

ここでは、IE6にアップグレードせずにWindows Updateを行う際の注意点について解説します。

IE5でWindows Updateは利用できるのか

結論から言うと、可能です。ただし、以下の制約が付きます。

  • 毎回IE6へのアップグレードを促すダイアログが表示される→「続行」で先に進める
  • Automatic Updateサービスが「自動」になっていないとWindows Updateが行えない

2番目の制約のAutomatic Updateサービスについては、「手動」で、サービスを開始してもWindows Updateに弾かれてしまいます。このため、Windows Updateを行う前にこのサービスの起動方法を変更する必要があります。

その他の注意点

IE5のレンダリングエンジンはかなりお粗末な為、Microsoftのサイト内ですらまともに表示できません。この為、IE(及びTridentエンジンを利用するブラウザ)を常用している方にはお勧めできません。また、IE5でWindows Updateを行うことで不具合が発生する可能性もあります。このため、自己責任で適用して下さい。

追記 2007/02/24

もともとがジャンクPCなのか、サービスを止めすぎたのか、IE5で無理矢理Windows Updateを行っているのか解りませんが、結構不安定です。大物(.NET系)をインストール途中でフリーズしたりします。

とりあえず、COM+ Event SystemとSystem Event Notificationサービスは止めてはいけないらしい。